妊娠から産後までの周産期ケアと更年期ケア

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助産師に向けて

助産師からみた出産レポ @3人目で初めての。。

今回は、3人目にして「初めて〇〇な出産」をお伝えします!

前回の投稿の続きになります。https://le-chalet.jp/midwife/202309251/

「3人目ってなんでも勝手に産まれるわぁ!」なんて思われがちですが、その後のことって考えてますか?

実は、ズルズル~んと勝手に産まれてくるのって、その後子宮や膀胱なども時期が来ると、ズルズルと下に下がってきます。

つまり骨盤底筋が機能(作用)できていないということ。

骨盤底筋って実は、排泄することもできるし、溜めておくこともできる筋肉になります。

(あっ、ここで勘違いトレーニングが「膣トレ」とか「キーゲル体操」ってやつね。これをしていたら、本当に骨盤底筋の深層が機能できなくなっちゃうよ)

その骨盤底筋が緩いとお産は早いかもしれませんが、その後が大変になります。

 

そんでもって、今回は、3人目さん。2人目の産後に「お産が大変だったということと、後陣痛や会陰部の傷の痛みがひどかった」ということを聞き、「3人目は私が取り上げてあげるわ!」

なんて・・口約束していました。

すると昨年の11月くらいに「3人目が妊娠しました。どこの病院に行けば平井さんに取り上げてもらえますか?」と連絡がありました。

そして、妊娠中、楽しく身体を治しながら「来る出産」のための準備をしていきました。

そしてそして、ついにその日が来ました。

出産時は、

陣痛??という感じでした。そして、そこから「赤ちゃんが気持ちよくでたい!!」と思うような環境を作りたいと思い、

内診をして、状況を把握して、身体の硬いところをほぐし、骨盤が可動するように働きかけました。

そしてガスケアプローチです。

すると9㎝でも「お腹すいた」というほどの余裕さ。

そして、もちろん息むことなく、スムーズに出産となりました。(ここまでは前回の投稿と同じです)

問題は、産後。さて、後陣痛・会陰部の痛みについてですが・・。

こちらの感想をご覧ください。

出産は

・1人目は会陰切開+吸引              → ・陣痛が全くない。お腹がすくほど余裕

・2人目は息みまくり、お腹を押してもらい出産    → ・赤ちゃんが降りてきてで来る感覚が初めてわかる

産後は、

・歩くと子宮が落ちるみたいな感覚          → ・出産後すぐにおしっこが出せた

・1人目は傷が痛くてドーナツクッション       → ・歩いて部屋に戻れる!

・2人目で息みまくって、顔の血管が切れて内出血   → ・変な産後肺にならず、夜も眠られた!

・授乳中の後陣痛が痛すぎて動けない         → ・後陣痛はクスリがいらないくらい軽い痛み

ちなみに会陰は、傷なしです

という状態でした。

これは、お産にふさわしい骨盤や身体になっていたから。

お産は、必ず痛みがあったり、息んだり、後陣痛があったりするものじゃなよ!

って助産師さんにも広めていきたい!!息むのが当たり前ではない!息まないお産!これが産後の違いだよ!!

助産師さん向けの無料講座「初めての助産塾」を9月29日・10月6日の2日間行います。(同じ内容になります)

ぜひ助産師さんが一人でも多く、こんなケアができるようになってほしいです。

ちょっとでも気になる助産師さん!ぜひのぞきに来てみてください

詳しくはこちら

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