骨盤底筋を「ハンモック」という話は、1992年以前の知識。
その当時は、ご遺体の解剖をして、骨盤底筋が「ハンモック」の形をしていたので、そのように伝わりました。が、これは30年ほど前の話。
1992年MRIで生きた人の骨盤底筋を確認したら、「お椀を裏返した」のように挙上していることが分かりました。普段は空っぽの臓器を支えていますが、
◍直腸に便が入って、排泄に働く、
◍子宮口が開き、赤ちゃんが降りてきて、娩出に働く、
◍膀胱がたまってきて、排尿に働く
といったように骨盤底筋は、貯留もできるし、排泄もできる二刀流の筋肉になります。
最近「膣トレ」と言って、下をしめることばかり鍛えていることを耳にします。(これに関しては、後日投稿します・・長くなるので)
つまり、亡くなられた方のような「ハンモック」のような骨盤底筋になってしまうと、上からの圧がかかってしまい、結果、尿漏れや一日中腹圧がかかって、筋肉はいずれ疲れてしまい、臓器が下垂してしまいます。
まずは、お椀のような骨盤底筋の深層筋群を動かすことをしていくことが大事になりますが、それには「膣トレ」を辞めなくてはならないです!
尿道から尿が漏れるなら、締めればいい!ではなく背骨を伸ばすだけで下側が緊張します。
ぜひまずは頭にバケツを置いたイメージで、身長を少しだけ高くしてみてください。きっと下腹部に力が入ることでしょう!
このように、「医療ヨガ」として、ガスケ法を使って、身体を内外グローバルにトレーニングするクラスをしています。
5月9日(火)から毎週火曜日に、2か月集中クラスとして「夜のガスケアプローチクラス」を行います。
時間は20時から21時。(40分は全員で、20分は個別のポーズ)合計8回。3日間のアーカイブ動画付きです。
料金は、14500円です。5名までですが、現在4名のご予約がございますので、残り1名です。尿漏れや子宮下垂などでお困りの方はぜひ一緒にトレーニングしていきましょう!
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