石川県の産婦人科佐川クリニックで整体とご指名があれば分娩のお手伝いをしているフリーランスの助産師平井ひとみです。
さて、今回も、私の施術の復習もかねて投稿
34週の妊婦さん、2人目。今回は、寝返りをすると恥骨痛があるでのご相談
問題
◍歩くときも恥骨痛があったが、それはガスケアプローチをし始めてから痛みがなくなった
◍それでも寝返りをすると恥骨が痛いのは、治っていない
◍お腹も良く張る
◍便秘も少しあったけど、ガスケアプローチでよくなった
チェック
左右とも片足位で外側に傾く
右重心
右血液量が多い
左肋骨の動きが悪い
赤ちゃんの位置は傾きなし
右鼠径靱帯が硬い
アセスメント
すべて外側に任せていて、中心軸が弱い。また左右の骨盤帯バランスが悪いので、骨盤が不安定。ベルトを装着したくなる。。
施術
まずは、左右腸骨筋。硬い特に右側が硬くなっている。左右仙腸関節をして、はめ込む。そして大腿筋膜張筋をする。その時点で左右の脈が一致。また肋骨の動きも正常。そのまま側臥位になって、左右の大腿方形筋をして、終了
内転筋は全くせず・・・
正座で無理せずにガスケアプローチを指導して
再チェック
◍左右ともに中心軸
◍後方に体重がかかり、上から押しても骨盤帯に安定あり。
本人から・・・
「寝返りしても、全く痛くない!!びっくり!!」「神や!」
心の声)
今回はガスケアプローチをしていても寝返りだけ治らないケースでした。(こんな場合ももちろんあります)
ただ、肋骨周りなど、ガスケアプローチをしていたので、そこまで問題がなく、骨盤帯を調整してあげれば、すべて解決したケースです。
今までにない効果で、これまでの施術だと、内転筋を施術をした後にでも痛みが出てくる方が多くいました。
施術方法を変えました!ぜひお困りの方は悩まず、ご相談、すぐに解決を!