妊娠から産後までの周産期ケアと更年期ケア

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高崎愛美blog

妊娠中の鉄欠乏(貧血)30%?

妊娠中の鉄欠乏(貧血)30%?

日本産婦人科学会では、こう言われてますが、
実際にはもっと多いと臨床上では感じています。

病院で血液データで指摘されるのはかなり症状がしてからで、
分子栄養学では、
フェリチン(貯蔵鉄)50というのを一つの指標としています。
これで見るとかなりの方が足りてなく、
隠れ貧血さんは多いです。

〇立ちくらみ・めまいがよくある
〇慢性的な肩こりや頭痛がある
〇シミができやすくなった
〇物を落としやすいなど力が弱くなった
〇知らないうちに足などにアザができている
〇薬が飲みにくいなど、のどに不快感(つかえ感)がある
〇とにかく疲れやすい
〇消化不良
〇塩味を欲する
〇冷え
〇理由もなくうつっぽい、またはすぐにイライラする
こんな自覚症状がある方も要注意です。

出産時にも出血量は多いので、
妊娠中貧血がある方は、産後になおひどくなり、
疲れやすい、イライラしやすいなど悪循環となり、
産後鬱にもかなり影響してきます。

母親が貧血である場合、
胎児への影響として、
早産、臓器への障害(鉄はコラーゲンの材料にもなるので)など、
産後もママが貧血であれば
母乳から栄養をもらってる赤ちゃんも
当然貧血になるわけで、
認知能力、運動発達、社会性や情緒発達に影響を与える可能性があります。

鉄等ミネラル補給は大事ですが、
鉄サプリや服薬で

〇便が黒くなる、
〇胃腸が痛くなる
〇お腹が張る、

〇便秘下痢がひどくなる
という方は
鉄をうまく吸収できていない可能性があり、
その場合は、
実は腸内環境を悪化させ、
体の炎症を強めている可能性があります。

体にうまく鉄を吸収させるには、
①腸内環境が整っていること
②体の中に十分なタンパク質があるか
が基本的に大事となってきます。

長くなりましたので、また次回お話させて頂きます^_^

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