石川県の産婦人科佐川クリニックでフリーランスの助産師として分娩をさせていただきながら、
ガスケアプローチ、整体や育児広場などをしている平井ひとみです。
さて、今回も私の施術記録としての投稿です。
何度も言っていることなのですが・・
手首の痛みや乳房の痛みは、おっぱいマッサージやその場所を治すのではなく、どこが原因になっているのか？血流が悪い部位はどこなのか？を探し出すことがキーワードで、痛みの原因探しをすることから始めます。
左手首の痛み・２日前からの右乳房下部の痛み 背部痛の痛み
「それほど困っているわけではないんですけど・・。私ってそんなに悪いのですか！？」
ということでした。
とても‥言いにくいのですが・・
チェック
◍左重心
◍目を瞑って歩くと、左回旋している（→向いていたところが違うのでかなり驚いていました）
◍左片脚位は外側でふらふら 右片脚位は中心
◍右のASISが前に出ているので、右骨盤がやや閉じた状態
◍右の脈↑ しかも腎臓が悪い
◍骨盤の安定性なし
施術
左右腸骨筋・大腰筋・仙腸関節・内転筋 →まだ肋骨の動き悪く、右が特に悪い
後頭下筋群、脊髄の流れが悪く、時間が多くかかりました
それで呼吸の動きが良くなる（本人も実感している）
その後肝臓からの血液を流してあげると、
「おっぱいが急に張ってきた」
その後、大腿方形筋をして、終了。この時点で、右の乳房はまだ痛みが残っている状態でした。
背部の胸椎第５・６あたりの脊髄の流れが悪く、
ガスケアプローチで適したポーズをお伝えしました。２～３呼吸して、
「右の乳房どう？」
と尋ねたら
「え、え、え、え！！大丈夫になった」「え、え、え？？」
ということです。
左の手首も大丈夫ということでした。
「こんなに悪いと思わなかった」
またこんな呼吸だけで治るなんて・・という驚きをされていました
再チェック
まだ少し左重心
でも左回旋はなくなった
左はやや外側に頼りがち 右は中心軸で不安定
左右の脈一定
評価
自覚はないが、左回旋の骨盤のゆがみあり、今後は血流が滞ることも考えられ、乳腺炎や左腱鞘炎が伴う危険あり。
自覚がなくても一度チェックする方がよさそうですね・・。
コメント