私がガスケアプローチに出会ったのは、2018年でした。
最初はわからずに、ガスケアプローチは、「肩と骨盤を引き離す」「とにかく背骨を伸ばす」ということを意識していました。それでペリネ・呼吸をして・・ということは、私なりに理解していました。
もともとヨガをしていた私は、呼吸は長く吐ける!楽勝!と思っていましたが、なぜか?尿漏れがひどくなったのです。
その答えは、背骨を伸ばしているつもりでしたが、伸びていませんでした。
2022年になり、フランスでのオンライン講座で初めてガスケ先生とシャラン先生のヨガを受講しました。
あれ?ちょっと違う?という感覚を得ました。
それは、「ガスケアプローチって気持ちいい~」ということと、「こんなに大変だったんだ!」という感想でした。
初めてオンラインで講座を受けた時に、四つん這いができませんでした。太ももがもうだめだ~!!というくらい辛くなっていました。
骨盤底筋を含む、中心での筋肉を無意識に使うことができて、勝手に外側の筋肉ではなく、骨を使うことができる姿勢になる。今まで使っていなかった筋肉を使うようになりました。
そして足の先から頭のてっぺんまでをひと伸ばしすることで、勝手に脇腹が絞られる感覚になりました。
伸ばすことだけ意識すると、勝手に、正しい呼吸になります。
私の尿漏れはみるみるうちに治ってしまいました。
それでも、継続しなければ、尿漏れはまた現れます。
あのころの私はガスケアプローチも知らずに、2回も妊娠して、産んでいるので、当然骨盤底筋には負荷がかかってしまいました。
当然の結果です。
ヨガというのは世にたくさんありますが、ガスケアプローチもヨガになります。
だけど、ガスケアプローチは、手の位置や足の位置など巧妙に考えられ、いかに腰などを使うことがなく、脊柱が伸びる姿勢か?
そこに、お腹を凹ませるとかふくらませるなどという意識した呼吸ではなく、勝手に筋肉を動いてしまうような、正しい呼吸ができ、内臓を下垂せずにダメージの無い状態でヨガができます。
ガスケアプローチのもう一つの魅力は。
腹筋運動です。
とにかく腹筋の概念が変わりました。
腹筋とは、腹直筋をイメージしてしまいますが、腹筋群には、4つも種類があります。
腹直筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋というものです。
この4つどれも使わないことがないようなトレーニングが必要になります。
「腹横筋」これが、身体内側の中心の筋肉になり、姿勢を良くすることや呼吸をしないと働けない筋肉になります。
つまり、この腹横筋が肝です。
そのためには、丸くなりながら頭を上げたり下げたりするクランチは腹直筋は硬くなりますが、腹横筋は働けなくなります。
つまり、呼吸が全くできなくなります=臓器に負荷がかかってしまいます。
ガスケアプローチは、「アンチクランチ」として、腹直筋を伸ばしながら、腹横筋もすべて働くようなヨガをします。
長くなりましたが、ガスケアプローチは、呼吸だけをしているヨガでもなく、頭を顎を引きながら姿勢を整えて、ペリネと呼吸を入れることで、すべてに効き目があります。
さ~皆さんも一緒にガスケアプローチを体験してみませんか?
長くなりました。。。最後までご覧くださり感謝です😊
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