姿勢を強制的に治すことの恐ろしさ

先日、お腹がとにかく張りやすく、切迫早産と言われている「頚管長は３５㎜」ある妊婦さんが来られました。

見たところ、姿勢も良く、背骨の反りもそれほど悪くないので、

「なんでだろう？？」と私が悩んでいると、

とお話しされました。

確かに昔、産後の方に対して、姿勢を矯正させるために、壁に腰を押し付けるようなトレーニングをさせていたことがありましたが、

今となっては、骨盤後傾になってしまい、骨盤底筋にも影響されてしまうということを知らずにさせていました。

 

ところで、この力を入れた姿勢をしていることが分かり、

「力を抜いてください！」とお伝えしても、力を抜くことができず。。状態。

というお答えでした。

なるほど！

この切迫早産は、

自分で作ってしまっている切迫早産です

お腹を毎日凹ませながら、力を入れて姿勢を作っているので、呼吸もできず・・。

当然、臓器は腹圧がず～～～っとかかってしまって、子宮・膀胱などが下に押しつけらる結果に。。

そのため、膀胱が押されて→尿漏れ　子宮が押されて→切迫　になったということです。

さて。。。この妊婦さんをどうやって治すか？

まずは、無意識で、お腹の力を抜く練習をしていくために、四つん這いでお腹を緩ませる練習。

そして呼吸を練習。（やっぱりお腹をへこませる傾向だけど、何度も練習して、緩める感覚をつかんでもらう）

そして、整体治療で、足の土台をしっかり安定させ、姿勢が自然に立てるようにしました。

お腹を押し付けて、姿勢を取るのは、本当に良くないことです！

まずは、姿勢が悪い自覚がある方は、ご相談くださいね

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